カブトムシの卵の孵化を撮影してみた

卵を確認しておおよそ10日、そろそろ卵が孵化してないかなーっとプリンカップを確認してみました。

 

プリンカップの側面に卵を置いていたので、様子がすぐにわかります。未だ孵化した卵はない様子です・・・さらに孵化しないであろう卵もすぐに分かりました。

大丈夫の卵とダメな卵

36個の卵のうち、12個は卵がダメになってました。

 

卵が変色

こげ茶色になり、生気がまったく感じられない卵や

 

腐った卵

腐ってしまった卵や

 

カビの生えた卵

カビが生えて黒くなった卵もありました。

 

 

今思えば、卵を回収した際に色が真っ白ではなかった卵がダメになった感じがします。現在、生きていると思われる卵は真っ白で僅かながら大きくなっています。

卵の比較

左が産卵からおよそ10日経った卵、右が2~3日経った卵です。明らかに大きさが違います。日にちが経つと膨張して大きくなります。

 

中が透けて見える卵

写真でわかるでしょうか?よーく見たら中にいる幼虫が透けて見えます。こういう卵が生きている卵です。間もなく孵化するでしょう。

 

 

で、ダメになった卵のプリンカップのマットを回収することにしました。捨てるにはもったいないです。私の貧乏根性がフル発揮です(笑)

ここで気付いたのですが、マットが非常に乾燥しています。握ってもパラパラとほぐれる程水分が無くなっていました。少し多めの水分量にしていたのに、これでは孵化した幼虫が生きられません。

原因は明らかです。プリンカップにあけた穴が多すぎたのです。こんなに乾燥するとは思いませんでした。

調べると、卵から1齢幼虫程度なら殆ど酸素を必要としないようです。フタに穴をあける必要がなかったかもしれません。

プリンカップ

さっそく他のプリンカップのフタを穴を開けていないものに変えました。乾燥しているマットは卵が孵化したら湿ったマットに変えてあげることにします。

 

 

その後、回収したマットに水分を加えてかき混ぜていたのですが、そのマットの中で何やら白いものが見えます。

「ん?」

白い物体、何やらモゾモゾしています。

「あ、幼虫や!Σ(゚∀゚*) 」

一齢幼虫

卵がダメになったと思い込んでマットを回収していたのですが、そのうちの一つが孵化していた模様です。全く気が付きませんでした(汗)気付かなかったら確実に☆になっていたでしょう。運のいい幼虫です。よかったよかった!

 

飼育瓶に入れた一齢幼虫

幼虫を再びプリンケースに投入です。プリンケース内を湿らせたマットに入れ替えて、さらに飼育瓶の中に入れました。乾燥防止の為です。この飼育瓶のフタにはメッシュシールを貼った空気穴があいていますので、酸素も大丈夫でしょう。念の為に濡れティッシュも入れて乾燥防止は完璧です。

本当は飼育瓶の半分くらいマットを入れたかったのですが、悲しい事にマットが足りなかったのです・・・。慌てて完熟Mat(月夜野きのこ園)を50リットル注文しました。届き次第入れ替える予定です。

ところで、なぜ飼育瓶の半分だけマットを入れようとしているのかにも理由があります。

この後幼虫は二齢幼虫、三齢幼虫と大きくなります。三齢幼虫の時に添加剤を加えたマットをたくさん食べさせる予定なのですが、いきなりマットの種類を変えると拒食になる可能性があるのです。ですので二齢幼虫の時に添加剤入りのマットを半分混ぜて慣れさせようとしているのです。

 

翌日から続々と孵化し出しました。

孵化直後、真っ白な一齢幼虫

まさに卵から出てきたばかり、孵化直後の幼虫です。色は真っ白です。少し時間が経つと頭がオレンジ色に変化します。

 

孵化直後

別のプリンカップでも孵化しています。お尻付近に殻が残っています。幼虫はこの殻を最初のエサにするようです。母乳みたいなものですね。

 

孵化直後の一齢幼虫

大きさがわかるように一円玉を置いてみました。孵化したばかりの幼虫の小ささがわかると思います。およそ2~3mmといったところでしょう。

 

現在14匹の孵化が確認出来ました。産卵から10~14日といったところです。これから続々と孵化すると思うので楽しみです。

 

ところで、このようにカブトムシの赤ちゃんが頑張って生まれてきている間、親のカブトムシ(レッドアイ♂)はどうしていたかというと、

レッドアイのカブトムシ

エサ台の下に埋もれてました。

見た目はまるでカタツムリ(笑)  何やってんねん!!

 

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