カブトムシが2齢幼虫になった件

2014年8月6日に孵化した幼虫ですが、今日で2週間経過しました。そろそろ2齢幼虫になった頃だと思うので、マットから掘り出して姿を確認してみました。

2齢幼虫

無事2齢幼虫になっていて安心しました。ちなみに1齢と2齢では頭の大きさが違うので、そこで1齢か2齢かを判断します。

 

2齢幼虫の頭

手で触るのは幼虫にとってストレスになるのでよくないのですが、写真の時だけ幼虫君に我慢してもらいました。

本当は1齢幼虫と比較したら分かりやすいのですが、この写真を頭の大きさを感じてくれたらと思います。

 

 

ここで少しお勉強です。

カブトムシの幼虫は孵化してから脱皮を繰り返して大きくなります。

具体的には

卵→1齢(初齢)幼虫→2齢幼虫→3齢(終齢)幼虫→蛹(さなぎ)→成虫

という風に変化していきます。

 

幼虫の期間は

  • 1齢幼虫:10日前後、頭部の幅3mm
  • 2齢幼虫:20日前後、頭部の幅6mm
  • 3齢幼虫:4~6月まで、頭部の幅12mm

となっており、3齢幼虫の期間にどれだけ高栄養のエサをたくさん食べさせるかが大きなカブトムシに成長するカギとなります。

さらに、3齢幼虫は冬になると土の中でじっとしてエサを殆ど食べません。桜の季節になると再び食べ始めるのですが、そのころは体を大きくするというよりサナギになるための栄養補充といった感じで成長はあまり見込めません。

という事は、3齢幼虫になりたての9月から冬眠前の12月までが体を大きくする重要な時期となります。

 

現在、1.5リットルの飼育ビンに半分ほどマットを入れて幼虫を1匹ずつ飼っています。

1.5リットル飼育瓶

マットの種類は完熟Mat(月夜野きのこ園)です。このマットは1齢から2齢にかけては良いのですが、3齢の成長期には少し栄養が足りないみたいです。

そこで3齢の成長期にはマットの種類を換える予定です。具体的にはきのこMat(月夜野きのこ園)もしくはマスターズBeetleマット(ダイナステス マスターズ 廣島)に添加剤(セルロース、乳タンパク、キトサン)を加えたマットに換えます。

ここで注意点が2つ。

1つ目が、マットの種類をいきなり換えると幼虫が拒食となり☆になる可能性があることです。現在飼育ビンに半分しかマットを入れていないのはこの問題をクリアさせるためです。そろそろこの飼育ビンに3齢期用のマットを混ぜていき、徐々に高栄養マットに慣れさせていく作戦です。果たしてうまくいくでしょうか??

2つ目が、添加剤の配合比率です。これは別のテーマとしてまとめるつもりですが、目安は10リットルに対して添加剤が計10~20gといったところです。添加剤が多すぎても拒食になるとのことなので慎重にしないといけません。実は添加剤も何も加えず、きのこMat単体で育てるのが一番良いとの話もあるのですが、実験も兼ねて色々とやらせて頂きます。

 

 

大きなカブトムシを育てる事に関してまだ色々と試している段階です。成長過程においてエサの栄養以外にも考えないといけないこともあります。(温度、湿り気、飼育ケースの大きさ、放置具合、朽木の投入etc・・・)

どの方法が一番ベストなのか試していきますので、更新を楽しみにしておいて下さいね。

 

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